新NISAが始まって、2年以上が経った
2024年1月、新しいNISA制度がスタートしました。
旧NISAと比べて年間投資枠が大幅に拡充され、非課税保有期間が無期限に。あのとき「これは使わない手はない」と思い、積立設定を見直したことを覚えています。
それから2年以上。今回は実際のポートフォリオを公開します。銘柄も公開します。
2026年4月時点の投資信託・口座別の内訳
| 口座区分 | 評価額 | 含み益 | 損益率 |
|---|---|---|---|
| 特定預り | 約35万円 | +約19万円 | +119% |
| 新NISA 成長投資枠 | 約170万円 | +約43万円 | +33% |
| 新NISA つみたて投資枠 | 約340万円 | +約76万円 | +29% |
| 旧つみたてNISA | 約480万円 | +約300万円 | +167% |
| 合計 | 約1,030万円 | +約440万円 | +約75% |
投資信託だけで評価額 約1,030万円、含み益 約440万円(+75%) という結果です。
保有ファンドの構成
保有しているファンドをカテゴリ別に整理するとこうなります。
先進国株式(ニッセイ外国株式インデックスファンド)
複数の口座に分けて積み立てており、最大の保有比率。日本を除く先進国大型株に投資するファンドで、最も長い積立歴を持ちます。旧NISAでの含み益が特に大きく、+182%という数字が出ています。
米国株式(S&P500系)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とSBI・V・S&P500インデックス・ファンドの2本。つみたて投資枠と旧NISAで積み立てており、合わせて約280万円の評価額になっています。
日本株式(日経平均系)
成長投資枠でeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)とSBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドを保有。国内市場への分散として持っています。
ゴールド(金ファンド)
三菱UFJ純金ファンドとSBI・iシェアーズ・ゴールドファンドを成長投資枠で保有。地政学リスクへのヘッジとして少額ずつ持っています。純金ファンドの含み益が+68%と予想以上の好パフォーマンスでした。
全世界株式(オルカン・3地域均等型)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)と、最近積み立てを始めたeMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)。3地域均等型は日本・先進国・新興国を均等に配分する点に注目して追加しました。
数字を見て思うこと
旧NISAの含み益が別次元だった
改めて数字を並べて、驚きました。
旧つみたてNISAの含み益が +167%。特にニッセイ外国株式インデックスファンドは +182% という数字が出ています。
これは運がよかっただけではありません。制度が始まった頃から積み立て続け、途中の暴落でも売らずにいた結果が、今この数字に表れています。長期積立の力を、身をもって実感しています。
新NISAはまだ始まったばかり
新NISAのつみたて投資枠は+29%、成長投資枠は+33%。旧NISAと比べると地味に見えるかもしれませんが、まだ2年少々しか経っていません。
旧NISAも最初の数年間は同じような数字でした。今の旧NISAの+167%が、新NISAの10年後・20年後の姿になるかもしれない。そう考えると、今の積立は「未来の自分への仕込み」だと感じています。
暴落時に売らなかったことが最大の正解
2024年8月の日銀ショック、2025年のトランプ関税ショック。どちらのタイミングでも、ポートフォリオは大きく下げました。
正直に言うと、「売ろうか」という気持ちが頭をよぎった瞬間はありました。でも「積立は続ける」という原則を守ったことが、結果的に正解でした。感情で動かないことの価値を、数字が証明してくれています。
2年間で確信したこと
積立は「退屈」なのが正解
毎月同じ金額を設定して、あとは見守る。これが最も再現性の高い方法だと実感しています。毎回タイミングを考えていたら、それだけで疲弊してしまいます。
続けていること自体が、最大の成果
2年間で最も価値があったのは、含み益の数字よりも「積立を止めなかった」という事実です。ここで積立の習慣が身についたことは、30年後のポートフォリオに確実につながると信じています。
これから新NISAを始める人へ
迷っているなら、まず始めることをすすめます。
完璧な設定を考えながら動かない期間がもったいない。最初は少額でもいい。インデックスファンドを毎月一定額、積み立てる。それだけです。
相場が下がっても上がっても積立を続ける。それが結果的に最善だったと、2年後・5年後・10年後に振り返ることになると思っています。
旧NISAの+182%という数字は、ある日突然ついたものではありません。毎月コツコツと積み立て、下落のたびに「売らない」と決め続けた積み重ねです。その仕込みを今日から始めることが、未来の自分への最善の贈り物です。
まとめ
- 投資信託の評価額は約1,030万円、含み益は約440万円(+75%)
- 旧つみたてNISAの含み益が+167%と驚異的。長期積立の力を実感
- 新NISAはまだ2年少々。今の地味な数字が未来の大きなリターンになる
- 暴落時に売らなかったことが、今の数字につながっている
- 完璧なタイミングを待つより、今すぐ始めることが最善の選択
参考リンク
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任のもとで行ってください。過去の運用実績は将来の結果を保証するものではありません。