「投資ブログでヨガの話?」と思われるかもしれませんが
このSUMAIROは投資をテーマにしたブログですが、10回に1回くらいは番外編として、投資以外の話も書いていこうと思っています。今回はその第一弾として書かせていただきます。
実は、3年ほど前から近所のヨガ教室に通い続けています。
「薬剤師が投資ブログでヨガ?」と違和感を覚える方もいるかもしれません。ただ3年ほど続けてみて感じたのは、ヨガは心身の健康に効くだけではなく、投資を長く続ける姿勢にもじわじわ効いてくるということでした。
今回は薬剤師として調べたエビデンスと、通ってみた自分の実感の両方から、ヨガの効果を3つに絞ってお伝えします。
そもそもなぜヨガを始めたのか
きっかけは正直なところ、「一人では運動が続かなかったから」です。
自宅で筋トレやストレッチをやろうと何度もトライしましたが、仕事から帰って一人で筋トレやストレッチを始めてもなかなか続きません。ジョギングも同じで、雨の日や残業でリズムが崩れると、そのままフェードアウトしてしまいます。
そこで、「自分の意志に頼らず、場所と時間を決めて“参加する”形なら続くのでは」と考え、近所のヨガ教室に足を運んでみました。
通っているのは、スタジオに10人くらいが集まって1時間みっちり行うクラスです。回数券を買って月2〜3回ペースで、もう3年ほど続いています。なにより、1時間まるごと「呼吸と動き」に没頭できる時間が、日常から切り離された貴重なリセットタイムになっています。
効果①:体が軽くなる(柔軟性・姿勢・肩こり)
一番わかりやすかったのは、体の変化です。
薬剤師の仕事は意外と体への負担が大きく、長時間の立ち仕事、細かい調剤作業、PC入力が続くと、肩や背中がガチガチになります。
通い始めてしばらく経った頃から、
- 前屈で床に手がつくようになった
- 朝起きたときの腰のこわばりが減った
- 夕方の肩こりがマシになった
といった変化を実感するようになり、3年続けた今では、これらが“調子のいい状態”のベースラインになっています。
薬剤師的な視点で補足すると、ヨガの柔軟性・慢性腰痛への有効性はメタアナリシスでも報告されており、慢性腰痛に対して通常ケアより症状改善に寄与する可能性があることが複数の研究で示されています。「なんとなく体に良さそう」ではなく、一定のエビデンスがある運動だというのは、職業柄、納得感がありました。
効果②:眠りが深くなる・気持ちが落ち着く
体よりも驚いたのが、メンタル面での変化です。
- 寝つきが良くなった
- 夜中に目覚める回数が減った
- 仕事中のイライラが明らかに減った
特に感じているのは、「呼吸を意識する習慣」が日常にまで染み出してきたことです。
ヨガの最中は、ポーズよりも呼吸をゆっくり深くすることを繰り返します。最初は息が続かなくて苦しいのですが、続けるうちに普段の呼吸も自然と深くなってきます。
ストレス下では呼吸が浅く速くなり、交感神経が優位になりがちです。ヨガや深呼吸による副交感神経へのアプローチは、ストレス軽減・睡眠改善の観点からも研究が進んでおり、不安症状の改善や睡眠の質の向上に関する報告も増えています。
薬で眠りを整える選択肢もありますが、まずは生活習慣から整える。薬剤師として、これは本当は一番伝えたい順番だったりします。
効果③:投資にも効いてきた「淡々と続ける感覚」
これが、投資ブログで番外編としてヨガを取り上げた一番の理由です。
ヨガのクラスに通っていると、インストラクターの方がよくこう言います。
「できる・できないを気にしないでください。自分のペースで大丈夫。今日の自分の体の状態を観察しましょう」
これ、投資とほとんど同じ話だなと思いました。
- 今日うまくできなくても、数ヶ月続ければ確実に変わる
- 隣の人と比べない
- 調子のいい日も悪い日もあるから、「平均的に続けること」が一番効く
インデックス投資や積立投資も、基本はこれです。相場がいい日も悪い日も、淡々と続けた人が結果的に報われる。短期的な結果に一喜一憂しない。他人のポートフォリオと自分を比較しない。
ヨガマットの上で学んでいる感覚が、そのまま投資の姿勢につながっている気がしています。
まとめ:心身を整えることは、投資の土台でもある
今回の内容を整理します。
- ヨガは柔軟性・姿勢・慢性痛の改善に、エビデンスのある有効な運動
- 呼吸を整える習慣は、睡眠やメンタル面にも好影響
- 「比べず、淡々と続ける」感覚は、長期投資の姿勢そのもの
投資の本を読んで戦略を練ることも大事ですが、それを何十年も続けられる心と体があってはじめて成立する話でもあります。
運用成績を上げるテクニックより先に、まず睡眠・運動・呼吸を整える。薬剤師として、投資ブロガーとして、これは声を大にしてお伝えしたい優先順位です。
次回からはまた投資の話に戻ります。オルカンに続いて人気のあるS&P500について、構成銘柄と中身を掘り下げる予定です。お楽しみに。
※本記事は筆者の個人的な体験と、一般的なエビデンスの紹介が目的であり、医療行為や特定の治療を推奨するものではありません。持病のある方、体に不安のある方は、運動を始める前にかかりつけ医にご相談ください。