投資を始めるための3ステップ。証券口座・NISA・iDeCoの手順を順番に解説します

「投資を始めたい。でも何から手をつければいいかわからない」

最初はみんなそこで止まります。証券口座、NISA、iDeCo。言葉は知っていても、順番がわからない。この記事では、投資を始めるときにやることを3ステップで整理します。細かい話は後でいい。まず動くための地図として読んでください。

全体の流れ:3ステップで完結する

ステップやること目安時間優先度
証券口座を作る(SBIか楽天)20分(審査に数日)必須
NISA口座を申請する10分(認可に1週間前後)必須
iDeCoを申請する30〜60分(会社員は書類必要)余力があれば

①が終わらないと②は始まらないので、まず証券口座の開設から動きましょう。

ステップ①:証券口座を作る

証券口座とは、投資信託や株を買うための「財布」のようなものです。銀行口座とは別に、証券会社に申し込む必要があります。スマホだけで完結するので、難しくはありません。

SBIか楽天、どちらで開く?

結論:どちらでも問題ありません。私はどちらも持っています。最初の1口座を選ぶなら下の比較を参考にしてください。

SBI証券楽天証券
取扱本数2,500本以上(最多水準)2,500本以上
ポイントVポイント・Pontaなど楽天ポイント
向いている人楽天以外のポイントを使う人楽天経済圏の人

薬剤師的に言えば、「どちらが正解か」という問いはあまり意味がありません。自分の生活圏に合った方を選ぶだけです。詳しい開設手順はそれぞれの記事で解説しています。

ステップ②:NISA口座を設定する

NISAとは(超シンプルに)

通常、投資で出た利益には約20%の税金がかかります。NISAはその税金が0になる制度です。2024年から始まった新NISAでは、年間最大360万円・生涯1,800万円まで非課税で運用できます。長期投資をするなら使わない理由がほぼありません。

⚠ NISA口座は1人1口座だけ

SBIと楽天で迷っている場合も、NISA口座はどちらか1社にしか作れません。変更にも手間がかかるので、メインで使う証券会社を先に決めてから申請しましょう。

NISA設定の流れ

  • 証券会社のアプリ・サイトにログイン
  • 「NISA口座を開設する」から申請
  • マイナンバーを登録(未登録の場合のみ)
  • 数日〜1週間で口座が開設される
  • 開設後、積立銘柄と金額を設定する

積立銘柄は最初はオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)かS&P500のどちらかでOKです。迷ったらオルカンを選んでおけば間違いがありません。金額は月1,000円からでも始められます。

ステップ③:iDeCoを申請する(余力があれば)

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、老後資金のための積立制度です。掛金が全額所得控除になるため、年収に応じて毎年数万円単位の節税になります。これはかなり大きいメリットです。

ただし、60歳まで引き出せないという制約があります。緊急用の生活費が手薄な人は先に貯金を整えてからにしてください。

私の感覚では、NISA口座を開いて積立を3〜6ヶ月続けた後、落ち着いてからiDeCoに移行するのが無理のないテンポです。会社員は申請に「事業主証明書」が必要で、会社の人事部経由で取り寄せる手間が入るため、余裕を持って進めてください。

まとめ:大事なのは「早く始めること」

最初から完璧に準備しようとすると、始めるのが半年後になります。実際に動き出してみると「あ、こんな感じか」とすぐわかることが多い。

まず証券口座だけ作って、NISA口座を申請して、月1,000円でも積立を始める。それだけでもう投資家です。時間が資産運用の最大の武器なので、とにかく早く動くことを優先してください。

この記事のまとめ

  • まず証券口座を作る(SBIか楽天、どちらでもOK)
  • 口座開設と同時にNISA申請をする
  • 積立銘柄はオルカンかS&P500でOK
  • iDeCoは後から追加すれば問題ない

よくある質問

Q. NISAとiDeCoはどちらを先に始めるべきですか?

A. NISAを先に始めることをおすすめします。NISAはいつでも引き出せる自由度があるため、初心者が最初に使うには向いています。iDeCoは60歳まで引き出せない分、節税効果は高いですが、生活費の余裕ができてから追加する形が安心です。

Q. 証券口座の開設に費用はかかりますか?

A. SBI証券・楽天証券ともに口座開設は無料です。維持費もかかりません。積立を始めるまでお金は1円もかかりません。

Q. 積立NISAと成長投資枠、どちらを使えばいいですか?

A. 初心者はまず「つみたて投資枠」から始めるのが基本です。毎月自動で積み立てる仕組みで、対象ファンドも長期投資に向いたものに絞られています。成長投資枠は慣れてきたら追加で考えればOKです。

Q. どのくらいの金額から始めればいいですか?

A. 月100円から始められる証券会社もあります。私は最初から月5万円積み立てましたが、最初は月1,000〜3,000円でも十分です。「小さく始めて、慣れたら増やす」が一番続く方法だと思います。

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